続・キャラについて+@。
前回のは↓
霓漫天:引き返す(?)機会はおそらく何回かあったはずだろうに。蓬莱の掌門の娘、元々たぶんプライドが高い、長留で父親の期待に応えないといけない等のプレッシャーが序盤あったと思うんですよね。実際、千骨が蜀山の掌門という事実を知って以降、怒りと嫉妬で口をきかなくなっちゃいましたし。最初の仙剣大会(だっけ?)から、元々の自力+父親からのバフ+その他ズルしまくっているという。今思うと、破門されずにいたのが結構不思議な感じ。まあ、証拠があったものとなかったもの(千骨が言わなかったもの)両方あるし、破門しちゃったらしちゃったで、話続けられない(メタい)というのもあるだろうから、しょうがないか。
そも、父親がいち門派の掌門なわけなんだが、父親は娘を自分の門派に弟子入りはさせなかったのかな?その辺の説明てあったっけ?
朔風:作中で正体が一番謎だったキャラ。その謎がわかった時は驚いたとしか言えない。性格はさばさばしていて、基本的に物事を公平に見る。そして悪事には手を染めない。あと基本的に無言。朔風は見てて普通に「いいキャラだな」と思っていたんですが、出生がわかった上でこの性格を思うと、あーなるほどみたいな感じです。
それにしても、朔風と満天は師匠が同じだから一緒に修行していたと思うんだけど、何きっかけで満天に惚れたのだろうか。
孟玄朗:花千骨大好きマン。千骨がちゃんと振ってもなお、想い続ける強さ、しつこさ?これもある意味執念、執着の一つ。人界に戻って、父親の跡を継いだあとも「千骨>>>王としての仕事(一応最低限のことはやっているっぽい)」みたいな感じで、これは残念な王様だなーと思った。終盤、浦島太郎のごとく玄朗の中で、ようやく目が覚めて時間が進んだんでしょうかね…一気に老けちゃって。自分の戻るべき世界(人界)へ戻ったんですかね?
軽水:個人的に作中で一番可哀そうなキャラ…だと思う。軽水→孟玄朗→千骨という、一方通行な想い。千骨も軽水の玄朗に対する気持ちを理解し応援して、色々と行動しても報われず、それでも一途に玄朗を追いかける姿は見ていて辛いものがあった。本当にいい子すぎて。
いい子すぎたがために、溜まっていたものが溢れて、結果悲劇を招いてしまった。悲劇のトリガーを引かせたのは玄朗なのだが。
最後のあの姿は本当に痛々しい。
『 死生の難』とは。
この作品における一つの”縁”ですよね。あと登場人物たちが「死生の難にあったら災いが起きる」と信じていることで、少し呪いになってしまっているというか。五上仙の一人・無垢ももしかしたら多少の難はあれど、あのまま一緒に生きることも出来たかもしれないだろうし。
キャラ一人一人語ると切りがないから、感想はこの辺で。なんにせよ、面白い作品でした。
観れてよかったです。
満天の役者さん可愛い(*'ω'*)