※2014/07/ に他のブログで書いた『ネバーランド』のざっくり感想記事。
ニコニコのプレ垢だったら期間限定で見れるので、是非見てほしい。
以下、過去記事まま。
・・・千秋楽を迎えてからかれこれ1週間以上迎えてしまっているんですが、ざっくり感想をば。
この作品は今後、少年社中さんで再演される可能性がかなり低い・・・ってか、ないんじゃないかと思われるので、ネタバレあるかもしれないし無いかもしれないし、かなり適当に思いつくままベラベラ書いてくつもりなので、終演した作品ではありますが、話についてネタバレ的なのは好まない方はブラウザバックでお願いします。
↓の写真は青山劇場の入り口。円形劇場はまた入り口が違うんです。
改めまして、少年社中の『ネバーランド』。
場所・・・もとい今回の劇場は青山円形劇場！
名の如く舞台・客席は円形にできていて、360度4つの出入り口をいかに使ってお客さんにお芝居を見せるか、結構むずかしいといえばむずかしい劇場ではあるのかもしれないけれど、うまく使いこなすと本当に面白いお芝居が観れる劇場じゃないかと個人的に思ってます。
年明けに閉鎖されてしまうのが本当に残念でなりません。
さて、作品の方。
作品のベースとなっているのは「ピーターパン」です。自分、あまり本家(？)の方はぶっちゃけ詳しく 知らないですが。キャラがなんとなく覚えてるくらいですｗ
まぁまぁ、こっちに戻って、まずあらすじから言うと・・・以下、公式から拝借です↓
ネバーランド。
それは、子供達が永遠に遊んで暮らす島。
今、そのネバーランドに異変が起ころうとしていた…。父の葬儀に集まったウェンディ、ジョン、マイケル。
三人は、子供の頃にピーター・パンとネバーランドを訪れた思い出話に花を咲かせる。
そんな三人の元に突然、一人の男がやってきた。
それは何と、フック船長の悪巧みにより大人にされてしまった『ピーター・パン』だった…！！ピーター・パンだけではない。
ネバーランドに暮らす全ての子供が大人になってしまったという。
飛ぶ力を失い、腰痛持ちとなり、おまけにメタボ。
そんなピーター・パンは、子供に戻るためにウェンディ達に力を貸してほしいと訴える。ピーター・パンを助けるために、再びネバーランドへと向かう三人。
そこで明らかになる、ネバーランドの秘密…。大人になるとは？ 子供のままでいるということは？
親から子へ。世代を超えて受け継がれていく思いとは…。
今はもう子供じゃない、すべての大人に贈るファンタジー。
はい、ピーターパンが飛べないおっさんになりましたｗ
いや、実際演じた役者さんは素敵でしたよ。出てきた時にはその演技に笑わされましたが。
ちなみにピーターパンの影をやってた役者さんも格好よかったです。ってか、こちらの役者さん、ものすごい身のこなしがしなやかというか軽くって驚きました。すげぇ。
とりあえず開幕数分で自分は少し泣いてました。阿呆ですね、はい。
たぶん久々に円形劇場に来て、そこで少年社中の舞台が観れたことに感動してたんかもしれないです。
でも、開幕の社中ならではの世界観とかお話(同じか？)を表現した感じのダンスが間近で観れるっていうのはかなりの感動ものです。やっぱ円形劇場ならではだなーと思ったり。
今回観てて演出・・・っていうのかな？これ・・・で一番すごいと思ったのは、ピーターパンとフック船長が何回か決闘するうちの中でピーターパンの腕が切り落とされるというシーンがあります。すごい絶妙なタイミングでフック船長が切り落とした腕(作り物の手)をほぼ客席全体に持ち上げて見せて、ピーターパンは上手い具合に切られた腕を隠したまま退場するんですね。
当たり前ですけど人の腕なんて、お芝居中にリアルに切り落とすことなんて出来ないし、やっちゃだめです。
ソレを本当にうまくあのシーンは見せたというか、見入ってました。
ちなみにどうしてそうなるのか、腕を切り落とされたピーターパンがその後どうするのかっていうのが肝心なところなんですが・・・さすがにそこは完全ネタバレになっちゃうんでいつ出るかわかんないですけど、社中さんからDVD出たら買って確かめて下さい(ステマ乙)。
正直な話、自分もお財布に余裕があったら千秋楽の前に1回見たかったくらいです。
基本的に好きな舞台は2回は見たいです。
舞台が終わった、グッズ販売のところで役者さんが一人だけ交代で一日店長を時間の許す限りやっていらっしゃるんですが、自分が行った日はピーターパン役をやった井俣さんがいました。自分が買う頃にはもう楽屋に戻らなきゃいけないみたいだったんですが、戻りつつも汗だくになりながらグッズ買うのに並んでるお客さんに軽く握手と挨拶をしていって、本当にすごいなーと思ってしまいました。
ロビーにあったんで帰り際に撮ってきました。
公式サイトにも確かあったはず。
