去年の半ばだったか下旬だったかから見始めた『鸣龙少年』。先日ついに見終わってしまいました。
良作だっただけに、終わると寂しいです。
以下、ざっくり感想をば。
↓は、見始めた頃に書いた感想です。
1話見た時は「とりあえず高孝ということは大学受験の話かな?」くらいの大雑把な勝手な印象を持ち、2話3話と見て行くと、学校が主たる舞台なので受験はやはり関わってくるようで。そこにプラスして、メインキャストの学生たち5人(沈耀含めると6人か?)は何かしら家庭に問題や悩みがあるようで、その「問題や悩み」も描かれていて、各々どう乗り越えるかというのも全話を通して描写されていて、それが見ていて良かったです。
ちゃんと乗り越えることが出来ないと、受験や夢に向かうということが出来ませんからね。何より本人たちが成長したことにならない。
最初はぎこちなかったこの5人も、段々と雰囲気が良くなっていて見ていてほっこりしました。
最終話で10年後(だっけ?)へと時間経過しているんですけど、10年の間にちょっと人間模様が変わっていてびっくりw
10年そこら経っていれば当然なんだけど、「いつの間にそうなったん?というか、そんな関係になったりしたんだな」って思った(笑)。
主人公の雷鸣というか张若昀というかの喫煙しようとしてたシーン。
この人の作品は現代劇より古装劇の方が見ている数がおそらく多いせいか、「(キャラとしても、役者さんとしても)珍しいな」って思ったシーン。
雷鸣も凹んだり辛い時には、普通の男性と同じように(?)タバコ吸ったりするんだなーって思いましたね。
雷鸣に関しては序盤は親子問題が過去~現在に続いて様々な形で描かれて、学生たちの家庭問題も見ててつらいんですが、雷鸣もこれまたきつかった。後半に入ってくると、教師としての唯一のトラウマが掘り起こされて、そこで雷鸣は精神的に壁にぶつかることになりましたね。
最終的に11班の学生たちと桑夏のフォロー(というか手助け?)により、乗り越えることが出来ましたが、あの辺も見ててつらかった。ってか、見てて泣いてました。
『暴風眼』で副社長役を演じていた役者さんがちょこちょこ出ていて、個人的に知ってる役者さん出てきて嬉しかったです。
この方『暴風眼』で知ったんだけど、この方もいい役者だなと思います。
どのシーンも画としていいシーンは沢山ある作品なんですが、個人的にこのシーンが一番好きです!
車の天井(天窓?)を開けて、雷鸣が上を向いて指差しながら「下雪了」と呟き、車内で音楽流しながら二人で一緒に缶ビールをあおるシーン。
ここは見ていていいシーンです。
最初から最後まで全体的に辛い話もあったけど、それも含めて楽しめた作品でした。
OPとEDが回によっては映像は基本的に同じなんだけど、演出として曲が違っていて、中国ドラマでは珍しいのでは?と思ったんですが、そんなことない??
こっからはドラマ見ての自分の中国語力についての所感(読まなくて大丈夫です)。
どうしても気になる時だけ単語しらべつつ、あとは映像・字幕・音声全てに出来る限り集中して視聴してました。
Twitter(じゃなくてX)でいつだったか「字幕を日本語に変換しないでそのままの言語(今回だと中国語)で理解したい方がいい」的な呟きを見て(正確な内容は忘れた)、今まで中国語字幕を見る時、わかる部分は「翻訳するとこうかな?」と脳内で自分なりにちょっと変換していたのですが、今回は出来る限り日本語を脳内に浮かばせないようにしながら視聴してました。
何言ってるんだって話ですが、まあわかんなくても最初から最後まで完走したってことですかね?
成長してるんだか停滞してるんだかよくわかんないです。
少なくとも、3~4年くらい前の中国語やり直した頃に比べればマシになってるのかなあ?